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それではステップ①SNSマーケティングの概要を知る事についてやっていきます。

①SNSマーケティングって何?

SNSマーケティングとは、SNSを使ってブランディングや集客などを行い、購買につなげる仕組みを作る活動のことを指します。具体的な内容としては、SNSにおけるアカウント運用や広告配信、キャンペーンの企画・運用などがあります。

SNSマーケティングには、顧客と双方向のコミュニケーションがとれる、SNS特有の拡散力に期待ができる、ファンの獲得につながりやすいなどの特徴があります。さらにSNSはフォローをされたあとは、長期間フォロワーに情報を届けることができるためリピート率も高いです。

一方、炎上などでマイナスイメージが拡散してしまうこともあるため、運用には高いリテラシーを要するといえるでしょう。

​②SNSマーケティングが重要な理由

2021年9月時点での スマートフォン所有率は86.9%で、増加傾向にあります。また年代別所有率は、10〜20代で約98%、30~50代で9割前後、70代で8割弱です。

また総務省|年齢階層別ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況

によると、令和2年のSNS国内利用率は73.8%で、20代では90.4%です。

この2つのグラフからも分かるように、SNSがもたらす影響力は大きく、効果的なSNSマーケティングの実現によって、集客や売上の向上が期待できるといえるでしょう。

③SNSの種類

SNSマーケティングで使われている以下6つのプラットフォームと、それぞれの特徴について。

  1. 1.LINE

  2. 2.Twitter

  3. 3.Facebook

  4. 4.Instagram

  5. 5.YouTube

  6. 6.TikTok

 

1.LINE

「LINE」は幅広い年齢層から支持を受けており、国内ユーザー数は9,200万人を超えています(2022年3月時点)。

主に連絡ツールとして利用されることが多いLINEですが、企業や個人がビジネスアカウントである「LINE公式アカウント」を作ってユーザーに友達登録してもらうといった使い方も可能です。(僕もコレやってます)

事前に友達登録してくれているユーザーに対して、プレゼントやクーポン配布や最新情報などを一斉に情報配信できるため、スピード感のあるプロモーションもできます。

使わない理由はないと言うくらいに優れています。

2.Twitter

国内ユーザー数約4,500万人(2017年10月時点)を誇る「Twitter」は、一つの投稿が140文字以内のテキスト中心のSNSで、リツイートという機能でフォロー外のユーザーにも拡散ができるため拡散力が高い点が特徴といえます。

Twitterではハッシュタグをつけることで、該当情報を検索したユーザーに直接アプローチすることが可能です。投稿がリツイートされた場合、いわゆる「バズる」といった現象が起きれば一気に認知させることが可能です。

また広告がリツイートされた場合、2次拡散費用なしで拡散もできます。Twitterを活用したマーケティングでは、流行に応じた即時性のある戦略を立てることが大切です。

一方、過去のツイートはほとんど見られなくなるため、ストック型のツールとしては向いていないといえるでしょう。しかしツイッターは拡散や自分の発信を認知させるための最高のツールですのでこれを駆使しない手はありません。noteなどの有料記事販売なども単独では効果は出にくいですが、Twitterを使えばそれだけで副業を超えて本業に成る人もいるくらいです。

3.Facebook

国内ユーザー数約2,600万人(2019年7月時点)を誇る「Facebook」は、実名登録を基本とするSNSです。仕事や学歴などの情報をベースにターゲットを絞ったマーケティングを行うことができるため、ビジネス向けに利用するケースも少なくありません。

世界では最もユーザー数が多いプラットフォームであるため、海外向けのマーケティングに適しているといえるでしょう。一方、日本国内においては若年層のユーザーは比較的少なめで、30〜40代のユーザーが多いといった特徴があります。本格的な実業家などはFacebookというイメージが強いです。

5.YouTube

「YouTube」は、世界中に約20億人(2020年12月時点)のユーザーを抱える動画投稿サイトです。国内ユーザーは6,900万人以上(2021年10月時点)で、幅広い層に利用されています。

YouTubeを使ったマーケティングとしては、自社の商品やサービスを紹介するだけでなく、有名YouTuberに紹介してもらう方法なども有効です。

そのほか、ライブ配信機能や投げ銭システムなどを使った活用方法などもあります。芸能人も仕事が減少してきてからの参入の勢いが強いくらいにコンテンツ配信としては最も優れている媒体です。

6.TikTok

TikTokは15秒から1分ほどの動画を投稿できるSNSで、国内ユーザー数は約950万人です(2019年2月時点)。10代~20代の若い世代を中心に利用されています。

TikTokは独自のアルゴリズムによる拡散力が強く、フォロワーの少ないアカウントでも投稿した動画の内容が良ければ多くの人に見てもらえる可能性があります。

特にZ世代向けのマーケティングに向いており、認知を広げそこから商品販売に誘導するなどの戦略を立てられるでしょう。小ネタ、自分自身の身なりや特技を披露する場合はYoutubeよりも即効性も拡散能力も年齢層も的を得ています。知名度を上げると言う事に特化すれば一番効果は期待できそうです。

④SNSマーケティングのメリット

  • 認知の拡大(拡散能力)

  • 顧客とのコミュニケーション

  • ブランディング

  • 顧客ロイヤルティ向上

認知の拡大(拡散能力)

何といっても一番の魅力は拡散能力になります。

極端な例を出しますが、例えばTwitterの事例を出しますと、自分がツイートをして1RTされたとします。

このたった一回のRTでもそのリツイートをした人のフォロワーが仮に10万人いたとしたら、自分のツイートが10万人に拡散されることになります。これが認知の拡大です。

つまり自分がまだ拡散能力がなくても潜在的可能性はほぼ無限だと言ってもいいでしょう。

面白い例を挙げますと、河野太郎さんをいじる画像を作ったりして河野さんがそれを〝やめれ〟と一言返信するだけで、無名の人が河野さんのフォロワー数百万人に一気に認知されてフォロワーが増えるという事があります。こういった使い方も出来るのです。

顧客とのコミュニケーション

気軽にコメントを返信したりコミュニケーションが取れるのも魅力の一つです。有名人という遠い存在がコメントをするという風になるとファンも嬉しいはずです。勿論ブランド力を出すためには近すぎてもいけないわけですが、そういうコミュニケーションも視野にいれておくと一気に顧客との距離が縮まって信頼に繋がります。

ブランディング

ブランディングとは、SNSで商品やサービスの販売促進を行うだけではなく、ブランドイメージと世界観を発信することです。

ブランディングによって、競合他社の商品と比べたときに自分と世界観がイメージの近い商品は選ばれやすくなります。

顧客ロイヤルティ向上

顧客ロイヤルティとは、ブランドや商品に対して「信頼」や「愛着」を感じることです。

SNSを通じて企業がユーザーとコミュニケーションを図ることは、商品やサービスに対する愛着や信頼を育てることにつながります。

また顧客ロイヤルティが向上することで、ユーザーによる自発的な情報の発信や拡散も期待できるようになるでしょう。

SNSマーケティングのデメリット

 

・炎上(訴訟なども含む)

・モラルとスキルが必要

・使い方を間違えると疲れるだけ

 

 

炎上(訴訟なども含む)

 

一番のデメリットはやはり〝炎上〟でしょう。思いがけない事から発信されたその内容が悪い意味でバズり、多くの人からの批判の嵐を受ける事も珍しくありません。またその内容によっては名誉棄損になる事例も最近では多く発生している為、訴訟問題に発展するケースもあります。

 

文字数が限られる為、知識とスキルが必要​​

ではそういったことにならない為にどうすべきか?一つはリテラシー、マナーを身に着けるしかありません。またはやり方における知識も必要になります。ですがそれはマーケティングを行う云々のそれ以前に、SNSを使うというだけで本来は必要なものなのです。知識に関しては自ら積極的に意識する以外にはありません。そういった事が面倒であるという事はデメリットの一つに成りえます。

使い方を間違えると疲れるだけ

SNSは使い方を間違えると情報過多になり、脳が非常に疲れるという科学的データがあります。

さらに学力の低下も報告されていますから、意識を持って何のために使用するのかを明確にする必要があります。何も考えずに私生活のツイートをしたり、誰かに絡んでコメントしたりという使い方だけでは何の意味もありません。ですから〝目的〟を持つことが重要になります。疲れるだけのSNSにしないようにしましょう。

SNSマーケティングの方法4つ

  • アカウント運用

  • 広告出稿

  • キャンペーン

  • インフルエンサーマーケティング

アカウント運用

SNSは、誰でも無料で始めることができ拡散性も高いことが特徴です。コストをかけずに高い効果を得たいという方はSNSマーケティングの活用を検討してみましょう。

ただし、炎上のリスクもあるため投稿内容に注意しながら運用を進めることが重要です。

TwitterやInstagramなどでは、ビジネス用アカウントを作ることでデータ分析を行うこともできるため、必要に応じて活用するとよいでしょう。

広告出稿

SNSでは、通常のアカウント運用だけではなく広告出稿を活用する方法もあります。

広告の費用対効果を高めるためには、ターゲットを細かく設定したり、キーワードを設定したりと、広告出稿の基礎知識を得たうえで運用することが重要です。

キャンペーン

SNSアカウントのフォローやリツイートなどをしてくれたユーザーに対して、プレゼントなどを送るなどのキャンペーンを企画・運用することもできます。

具体的には、「フォローとリツイートをしてくれたら〇〇をプレゼント」などのキャンペーンを行う手法です。

「無料」や「プレゼント」は拡散性が高いため、短期的に大きな効果を見込めます。

ただし、キャンペーンで人を集めても信頼される商品やサービスがなければ無駄な出費になってしまうので注意が必要です。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらうSNSマーケティング手法です。(企業側が利用する手段が多い)

具体的な方法としては、商品を提供するギフティングやコラボなどがあります。

インフルエンサーにYouTubeやInstagramで紹介してもらうことで、インフルエンサーのファンに情報を届けることが可能です。インフルエンサーが投稿した内容に興味を持ってもらうことで、商品やサービスの認知拡大やファン獲得などが期待できます。いわゆる企業案件というものです。扱う内容によっては炎上する案件になるケースもあるので慎重になる必要があります。

まとめ

昨今のSNS利用者は全体の70%以上で、SNSによる情報検索も増加していることからも分かるように、SNSマーケティングはこれからのマーケティング戦略に欠かせない手法です。

商品やサービス、目的に適したプラットフォームや手法を選んで、効果的にSNSを運用していきましょう。

それではステップ①はこれで完了です!

このままお進みください ^^) _旦~~

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